どうぞ自分を責めないでください。
あなたがゆっくりと回復するためのサポートを行います。

ゆあさいどくまもとは、その名の通り、あなたのそばで、あなたの味方になる機関です。
あなたが傷ついているのは、決してあなたのせいではありません。
安心してあなたの心の声を聴かせてください。

性暴力被害にあわれたあなたへ
あなたの「これから」をいっしょに考えましょう

被害を受けられた方に最初に伝えたいのは、「自分を責めないで」ということ。
抵抗できなかったこと、あるいはできないことで自分を責めないでください。
悪いのはあなたではなく、加害者です。
私たち「ゆあさいどくまもと」は、病院や警察への付き添いや相談、法的なアドバイスなど、
あなたの気持ちに寄り添ったサポートを行います。

家族や友だちが性暴力被害にあったとき
本人の気持ちを受け止めてあげましょう

大切な家族や友だちが被害にあったときは怒りや悲しみで混乱してしまうでしょう。
まずは、あなた自身が落ち着いて、冷静になってください。
その後、被害にあった人の気持ちや体調を汲み取りながら、ゆっくり話を聴いて、受け止めてあげてください。
決して問いつめたり、責めたりしてはいけません。本人には何の落ち度もないことを繰り返し伝えましょう。

励ましや過剰な心配が、かえって本人を追いつめてしまうこともあります。
本人の気持ちを尊重し、見守る態度が重要です。
また、こころとからだの回復には個人差があります。本人を信じ、あせらず、温かく支え続けましょう。

被害にあった本人がこれ以上つらい思いをしないためにも、相談を受けたあなたが必要以上に悩まないためにも、
どうぞ「ゆあさいどくまもと」へご相談ください。

子どもが被害にあった、
もしくはあったかもしれないと感じたら
〜身近にいる大人の方へ〜

「まさかうちの子が」「クラスの生徒が…」と信じられないのも当然です。

まずは子どもが被害を受けたこと、子どもは決して悪くないことを理解してください。
被害について打ち明けるのには、大きな勇気が必要です。話してくれた勇気をほめて、気持ちを聴いてあげてください。
聴いた後は以前と変わらず子どもに接し、その子のペースでの回復を支えてあげましょう。

また、子どもが被害にあったことによるショックは、周りの大人にも大きな影響を与えます。
子どものケアを一人で抱え込まないで、大人も安心して話せる人や専門家に相談しましょう。

子どもが被害にあったとき、よく見られる子どもの症状

●食事をとらない、量の減少 ●睡眠が短い、浅い ●頭痛や腹痛 ●イライラ、ソワソワしている ●赤ちゃん返り ●おねしょ ●爪かみ ●その他わがままに見える行動など

「子どもが被害にあった(かもしれない)」と感じた保護者や教師、子どもの身近にいる大人も、
「ゆあさいどくまもと」に相談してください。お話を聴き、どうしたらよいか一緒に考えていきます。